【家計見直し】保険で損してない?パパが本当に必要な保険はたった3つ!

「保険で迷わない!シンプル家計管理」と「本当に必要な保険は3つだけ」という文字とくつろぐ家族のアイキャッチ画像

保険って、なんだか複雑でよく分からない…
勧められるがままに入っているけど、本当にこれでいいのかな?」

子育て中のパパなら、一度はこんな風に思ったことがあるのではないでしょうか。家族が増えると将来への責任も大きくなり、万が一の備えは気になりますよね。でも、忙しい毎日の中で保険の仕組みをじっくり調べる時間はなかなか取れないものです。

この記事では、そんな家計管理初心者のパパに向けて、

本当に必要な保険は何か
どうしてそれだけで大丈夫なのか

を分かりやすく解説します。読み終わる頃には、保険に対するモヤモヤが晴れ、自信を持って家計の見直しができるようになっているはずです。

目次

本当に必要な保険は、この3つだけで大丈夫!

いきなり結論からお伝えします。子育て世代のパパにとって、本当に必要な保険は基本的に以下の3つです。

① 火災保険(家屋のみ
②自動車保険(対人・対物無制限
③ 掛け捨て生命保険(必要な人だけ

「え、たったそれだけでいいの?」と驚かれたかもしれません。でも、理由はとてもシンプルです。

万が一、発生したら家計が破綻してしまうような、人生を揺るがすほどの大きなリスク

にだけ備えれば十分だからです。

かつての私も、保険の知識はゼロ。

「友達に勧められたから」
「会社で案内があったから」
「なんとなく安心できそうだから」

といった理由で、よく理解しないまま複数の保険に入っていました。 しかし、子どもが生まれたことをきっかけに、

ゆるぱぱ

「もし自分に何かあったら、家族の生活はどうなるんだろう?」
「火事や事故が起きたら、貯金だけで対応できるだろうか?」

と真剣に考えるようになり、徹底的に調べました。 その結果たどり着いたのが、この「3つの保険で十分」という結論だったのです。

1. 🔥火災保険は「建物のみ」をしっかり守る!

マイホームは、家族にとって最も大きな買い物の一つですよね。もし火事で家が焼失してしまったら、建て直しには数千万円という莫大なお金がかかります。 この費用を貯金だけでまかなえるご家庭は、そう多くないと思います。(賄えるなら保険はいりません(笑))

「家財道具も心配…」と思うかもしれませんが、家具や家電は、とりあえず生活できる最低限のものであれば、数十万円程度で再調達できる場合がほとんどです。 もちろん、こだわりの家具や家電が失われるのは悲しいですが、生活再建という観点では、建物ほどの大きなリスクではありません。だからこそ、火災保険は「建物本体」の補償を優先し、家財保険は必須ではない人生が終わるほどのリスクじゃないから)と考えます。 家財への補償を削ることで、保険料を抑えることができます。

2. 🚗自動車保険は「対人・対物無制限」が絶対条件!

車を運転する以上、交通事故のリスクは避けられません。そして自動車事故の怖いところは、自分だけでなく、相手の人生にも大きな影響を与えてしまう可能性があることです。

もし、事故で相手にケガをさせてしまったり、亡くならせてしまったりした場合、損害賠償額が数千万円から1億円を超えることもあります。 相手の車や物を壊してしまった場合でも、修理費用は数十万円から数百万円にのぼることも。

このような事態に任意保険なしで対応するのは、ほぼ不可能です。 だからこそ、自動車保険の「対人賠償」と「対物賠償」は、必ず「無制限」を選びましょう。 「自分は安全運転だから大丈夫」と思っていても、もらい事故の可能性もあります。家族のため、そして相手への責任を果たすためにも、ここは絶対に妥協してはいけないポイントです。

最近では、

ネット型の自動車保険なら、年間2万円~4万円程度の保険料

で、対人・対物無制限の十分な補償を備えることができます。

3. 👨‍👩‍👧‍👦生命保険は「必要な期間だけ、掛け捨て」で賢く備える

「自分にもしものことがあったら、残された家族の生活費はどうなるんだろう…」 お子さんがいるパパなら、誰でも心配になることですよね。生命保険は、そんな「万が一」のときの家族の生活を守るためのものです。

ただし、独身の方や、夫婦だけでお子さんがいないご家庭であれば、生命保険の必要性は低いと言えます。 守るべき扶養家族がいないのであれば、高額な死亡保障は基本的に不要です。

問題は、お子さんがいるご家庭です。

パパに万が一のことがあった場合、どれくらいのお金が必要になるのか?

例えば、年収400万円のパパが亡くなったケースで考えてみましょう。残されたママと子ども2人(仮に上の子が10歳、下の子が8歳とします)には、国から「遺族年金」が支給されます。

遺族基礎年金(子ども2人の場合):約119万円/年(月額 約10万円)
(内訳:基本額 約80万円/年 + 子どもの加算額(2人分)約39万円/年)

しかし、総務省の家計調査などを見ると、子どもがいる世帯の月間生活費は25万円~30万円程度かかることが多いようです。
仮に月25万円の生活費が必要だとすると…

毎月の不足額:25万円(必要生活費)- 10万円(遺族基礎年金)= 15万円

この不足額が、一番下のお子さんが成長して遺族基礎年金が支給されなくなるまで(例えば20歳までと仮定すると、実質約20年間)続くと仮定すると…

不足額の総額:15万円 × 12ヶ月 × 20年 = 3,600万円

この「3,600万円」が、パパに万が一のことがあった場合に、家族の生活のために必要となるお金の目安の一つです。この金額を貯蓄で十分にカバーできるのであれば、生命保険は必要ありません。 しかし、

まだ十分な貯蓄がないという場合は、この不足額をカバーするために生命保険(死亡保険)を検討しましょう。
ポイントは、「掛け捨て」の生命保険で十分だということです。

保険料が割高になる貯蓄型の保険や終身保険ではなく、一定期間の保障を割安な保険料で得られる掛け捨て型を選び、不足する生活費を補うことを目的にしましょう。子どもたちが成長し、独立するまでの期間をカバーできれば良いのです。

保険選びの鉄則:ネット保険を賢く活用しよう!

では、これらの保険にどうやって加入すれば良いのでしょうか? 答えはシンプルです。

今の時代、保険はネットで自分で選ぶのが賢い選択です。

その理由は、

店舗や営業担当者の人件費がかからないため、保険料が安い
保障内容がシンプルで分かりやすい商品が多い
誰にも気兼ねなく、自分のペースで比較検討できる

これらはすべて、私たち消費者にとって大きなメリットです。

「でも、ネットで自分で選ぶのは不安…」と感じるかもしれません。しかし、多くのネット保険では、チャットや電話で相談できる窓口も用意されています。まずは複数の保険会社から資料請求をしたり、ウェブサイトで見積もりを取ったりして、比較検討してみるのがおすすめです。

失敗しないための3つの心構え

最後に、保険選びで後悔しないために、大切にしてほしい心構えを3つお伝えします。

「なんとなく」で入らないこと 勧められるがままに契約するのではなく、自分にとって本当に必要な保障なのかを考えましょう。
「これに入っておけば安心ですよ」というセールストークを鵜呑みにしないこと。 不安を煽るだけの営業トークには注意が必要です。
必要最低限の保障に絞り、貯蓄や知識でカバーできることは保険に頼りすぎないこと。

💬 まとめ:保険は「お守り」ではなく「致命的なリスクを避ける盾」

保険は、決して「安心を買うためのお守り」ではありません。本当に怖い「致命傷」になりかねないリスクから、家族と家計を守るための「盾」なのです。

今回ご紹介した3つの保険(火災保険・自動車保険・必要な場合の掛け捨て生命保険)を基本に、ご自身の家庭状況に合わせて過不足なく備えることが大切です。 それ以外の細かな不安は、日々の貯蓄や家計管理の知識でカバーしていくことを目指しましょう。

子育て中のパパは、時間もお金も有効に使いたいもの。この記事が、あなたが保険を見直し、無駄な支出を減らして、その分のお金と時間を大切な家族のために使うきっかけになれば嬉しいです。まずは、今入っている保険の証券を確認するところから始めてみませんか?


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この記事を書いた人

3児の父で、育児と仕事の合間に“ゆるくて、かっこいい”を探求中。
デニムとブーツとコーヒーが好き。育児中でもオシャレをあきらめたくないパパへ、共感とヒントを届けたい。

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